2010年6月27日日曜日

ニジェールのレバノン人


ニジェールの首都・ニアメには、
外国人用(?)高級スーパーマーケットがあります。
ほかにも官庁街など、リッチなエリアには、
小さいけど高級品が取り揃えられている雑貨屋があります。

それらすべて、なぜかレバノン人の経営。

レバノンは内戦が多く、
難民のようにしていろんな国へ散らばっている人たちが多いので、
はるばるニジェールにきた人もいるのね。

でも以前から疑問だったのは、

なんでわざわざ何にもないニジェールに?
なんでわざわざスーパー?
そんなに儲かる??ニジェールで???

って思っていたのです。

ニジェール人の友達(大学卒のエリートニジェール人)にふと聞いてみたら、

「彼らは麻薬を密輸しているんだよ。
スーパーはそのための隠れ蓑だよ」

とのこと。

なるほどね~

イランや南アフリカなどから、
スーパーの食材などと一緒に船で麻薬を運んでくるのだそうです。

ちなみにナイジェリアからも陸路で密輸されているそうで、
車のガレージなどで扱っている部品と一緒に運んでくるとのこと。

そんなの運送途中に摘発できそうなもんですが、
世界の汚職ランキングワースト5位に入る
袖の下大国・ニジェール。

見つかっても、警察幹部にワイロをわたして「なかったことに」。


裏社会の構造は、どこも似たり寄ったりですな。

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