ニジェールの首都・ニアメには、
外国人用(?)高級スーパーマーケットがあります。
ほかにも官庁街など、リッチなエリアには、
小さいけど高級品が取り揃えられている雑貨屋があります。
それらすべて、なぜかレバノン人の経営。
レバノンは内戦が多く、
難民のようにしていろんな国へ散らばっている人たちが多いので、
はるばるニジェールにきた人もいるのね。
でも以前から疑問だったのは、
なんでわざわざ何にもないニジェールに?
なんでわざわざスーパー?
そんなに儲かる??ニジェールで???
って思っていたのです。
ニジェール人の友達(大学卒のエリートニジェール人)にふと聞いてみたら、
「彼らは麻薬を密輸しているんだよ。
スーパーはそのための隠れ蓑だよ」
とのこと。
なるほどね~
イランや南アフリカなどから、
スーパーの食材などと一緒に船で麻薬を運んでくるのだそうです。
ちなみにナイジェリアからも陸路で密輸されているそうで、
車のガレージなどで扱っている部品と一緒に運んでくるとのこと。
そんなの運送途中に摘発できそうなもんですが、
世界の汚職ランキングワースト5位に入る
袖の下大国・ニジェール。
見つかっても、警察幹部にワイロをわたして「なかったことに」。
裏社会の構造は、どこも似たり寄ったりですな。
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